今回は、「日本一辛い黄金一味仕込みのビーフカレー(辛口)」です。
なんという名前のカレーライスでしょうか。近くのスーパーに全国で発売しているご当地のレトルトカレーを集めたコーナーがあり、そこでこの名前とゴールデンのパッケージに目を引かれ、買ってみました。値段は540円。カロリーは一食あたり244kcalです。
「祇園味幸」という名前のお店が京都にあり、そのお店が販売しているレトルトカレーです。実際にあるカレーのお店の名前で売り出しているレトルトカレーは、販売会社がそのお店のカレーの味に近づけて開発しているのですが、これは販売会社=お店なので、レトルトでもほぼお店とまったく同じカレーライスが味わえるということでしょう(かかっているコストが違うので、実際は味が異なるのでしょうが・・・)
キャッチコピーは、
現代名「黄金」と呼ばれる、鷹の爪(赤唐辛子)の十倍の辛味成分を持つ日本一辛い唐辛子で、スッと引くキレの良いからさが特徴 -パッケージより引用-
とあります。なるほど、日本一辛い唐辛子が入っているので、日本一辛いカレーということでしょうか。

この「黄金」という唐辛子、写真にもありますように黄色の唐辛子で、ほとんどの唐辛子が輸入品のなか、これは国内の農家で生産しているそうです。大昔に唐辛子が”薬味”として使われていたというのは、私も知っていた話で、この黄色い唐辛子は平賀源内の書物にも描かれているそうです。
では、実食です。

パッケージに写真がないので、比べることはできませんが、ぱっと見、普通のカレーです。まあ、家庭的なカレーといいますが、肉のブロックがまず目に入り、私の母親が昔作ってくれたカレーライスに似ていたので、家庭的な印象を受けました。また、見た目だけだと、写真では分かりづらいですが、なんだか甘そうなカレーに見えます。
ただ、この肉が少し固め。噛みきれないことはありませんが、ちょっと飲み込むまで苦労します(=゚ω゚)ノ。でも味は美味しいです。この肉のブロックとは別に肉の脂身と思われるものが別に入っていて、これがまた柔らかい。ひとつのカレーで違う肉の部位の味わいが堪能できてお得な感じです。(^∇^)ノ
肉の大きさもどっさりとした大きさのものが入っています。他の具はというと、よく見ると細かく刻んで入っているのですが、言われないと分からないです。ただこの小さい具材もこのカレーの味に一役買っているのでしょう。(=∀=)

さあ、このカレーライスの一番の醍醐味であろう辛さです。
これがもう本当に辛い辛い。(#^ω^)ビキビキ
口の中に入れた瞬間、強烈な辛さが身体全体に染みわたります。前回の銀座カリーも辛かったですが、比べられない、というか辛さの質が違います。唐辛子そのものを食べている感じです。
食べている最中、シャツが汗ダラダラになりました。ずっと辛さが尾を引き、口の中に他の食べ物を入れてもなかなか収まりません(パッケージにはスッと引くキレの良い辛さと書いてますが、、、)。旨味やコクについては、辛すぎてよく分かりませんでした(。-_-。)。ご飯に絡めて食べても辛いです。レトルトカレーを食べるときは、ルーが1食分なので、普段ご飯のおかわりはしないのですが、あまりの辛さにルーを余らせてしまい、ご飯をおかわりしました。
感想としては、とても辛い、激辛です。でもカレーは辛いものだろうとツッコミを入れる方もいるかもしれませんが、ルーが辛くてもご飯と絡めたら丁度よい辛さになるカレーが好きですo(^▽^)o。
あと、このカレーは他のレトルトカレーに比べて、ルーが少な目に感じました(辛すぎるので、配慮して少な目にしているのかもしれません)。肉の脂身がけっこうあったので、脂身のうまみ成分がルーに溶けて、カレー自体の味が引き立っているのかなと食べる前は思いましたが、辛すぎてよく分かりませんでした。
辛さに自信のある方は、一度試してみてください。少なくとも、私はもう好きこのんで食べることはないかもしれません(/∀\*)。
それでは、総評です。
味 | ★★☆☆☆ | 美味しいかどうか |
コク | ★☆☆☆☆ | コクが濃厚かどうか |
具 | ★★☆☆☆ | 具の大きさや味はどうか |
辛さ | ★★★★★ | 辛いかどうか |
値段 | ★☆☆☆☆ | 値段に対してのお得感 |
オススメ度 | ★★☆☆☆(2.2) | 総合判定(★は四捨五入) |
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カレーのタイトルを見ただけですと、この「日本一辛い黄金一味仕込みのビーフカレー(辛口)」が一番おいしそうで興味がひかれたのですけれど。辛過ぎましたか。。。¥540ですか。すごい、高かったのに残念でしたね。
最初に読んだ時の、「祇園」とか「京都」の言葉に、なんか和の味のカレーで上品な味がするんだろうな~と勝手な期待値が上がってしまいました。一応、国産の唐辛子で、和の要素はあるんでしょうけど。
見た目は本当に、おいしそうですね。お肉が大きくて。
なるなぎさんのお母上が作るカレーに見た目が似ていたという事は、なかなか豪華なカレーをなるなぎさんは幼少期からご家庭で食べてらしたんですね! お肉が大きくていっぱい入ったビーフカレー。いいなぁ~。(*^^*)
(うちの定番は、豚コマのカレーでしたから。)
コメントありがとうございます。
私も名前に惹かれて購入しました。和ということで、うどん屋さんで出てくるカレーうどんのルーを想像していました。でも、コンセプトとしては、このカレーはおもしろいと思います。最近、レトルトで豚肉を使っているものも多いので、今度、取り上げます。